Don’t worry, be happy

大したことじゃないと分かっていても
うっかり悩んでしまうことって時々あると思う

「来週のプレゼンの準備、どうしよう」

「あれやらなきゃいけないのにやってない・・・」

「もしかして嫌な気持ちにさせちゃったかなぁ」

「さっきのミーティング、もっと別のこと言えばよかったかも」

「この買い物失敗したかも・・?!」

気づかないうちにぐるぐると同じことを考えてしまって
なんとなく心が重くなったり
気が晴れない気持ちになってしまったり

そんなときは
『その悩みごとに対して、何かできることがあるかどうか?』
を考えてみるといいと思う

たとえば上の例だと

「プレゼンの準備、しないといけないから週末にやろう」
(→できることがある)

「やらなきゃいけないけど、やりたくないからもうやめよう」
(→できることがある)

「あの人が嫌な気持ちだったかなんて考えても分からない」
(→できることがない)

「ミーティングもう終わっちゃった!」
(→できることがない)

「失敗したけど次はレビューをちゃんと読んでみよう」
(→いまできることはないけど、将来的にできることはある)

できることがあるパターンは
できることがあるので悩む必要なし

できることがないパターンは
それ以上悩んでも仕方ないので悩む必要なし

つまり・・・

実は悩むほどでもない、意外に単純なことだということ

できることがあるのならそれをやる

できることがないのなら受けいれる

「そんな単純な問題じゃない・・!」
と思うかもしれないけれど
でもオプションとしては、結局上記の二つしかないんじゃないかと思う

そのオプションに
「悩む」「心配する」という感情を足すことは
自分にとっても気持ちよくないし
その物事を解決するためのプラスにもならない

逆に、悩んでしまったり心配してしまっていることで
問題が大きくなっってしまったり(なってしまっているように見えたり)
きちんと冷静に解決できなくなってしまうことの方が多いんじゃないかと思う

心配しなくてもいいということは
とても解放的なこと

人生いろいろなことが起こるし
悲しくても、何もできることがないときもある

そんなとき、それ以上悩まないで
それ以上心配しないで
「もうできることはないんだから」
「やれることはやったんだから」
と次に進むことができたら
私たちはもっともっと楽になれると思う

決めてしまうこと

世の中
「決めてしまう」
とすごくシンプルになるものだと思う

逆に、決めきれていないと
いろいろなことがややこしい

意思決定にとても時間がかかるし
迷ったままの気持ちで長い間時間を過ごした結果
その時間が無駄になってしまった気がすることもある

なかなか決めきれないスローな会社の意思決定にやきもきしたり、
なかなか決められない友達のことを残念な気持ちで眺めてしまった経験は
誰にもあるんじゃないかと思う

決めてしまうと人生がとってもハッピーになることがいくつかある

その一つは、「嫌な気持ちにならない」ということ

嫌な気持ちにずっとならないですんだら、なんて幸せだろうと思わない?

それは、実は決められることだったりする

逆に、そう決めない限り嫌な気持ちになってしまう出来事は必ず起こるものだと思う

誰かに嫌なことを言われたり

すれ違った車にクラクションを鳴らされたり

仕事が思ったように終わらなかったり・・・

だけど
「嫌な気持ちにならない」と決めることで
どんなことが起こっても、嫌な気持ちにならなくなることができる

だって「気持ち」というものは、「心の状態」だから

つまり、外で起こることじゃなくて
私たちの心の中のこと

いろいろなことが起こることで、勝手に嫌な気持ちになってしまって
人生がコントロールできないような気持ちになることがあるけど

そんな気持ちが続いているときにコントロールできていないのは
私たちに起こっていることじゃなくて
私たちの「心の状態」

つまり、実はコントロールできるもの

だって、同じようなことが起こっても
誰もが同じように嫌な気持ちになるわけじゃない

友達が何かについて憤慨していて
「なんでそんなことが気になるんだろう?」と思ったり

友達の話を聞いていて
「なんでそんなこと許せるんだろう?」と思ったりすることがあると思う

どちらのタイプの方が人生幸せだろう?

「こんなこと許せない!」と思って仕返ししようと思う心を持つことと
全然気にならなくてハッピーでいられる心を持つことと
どっちの方が人生得だろう?

「全然気にならなくてハッピーでいられる心」は
心のトレーニングで作ることができる

そのトレーニングは
「嫌な気持ちにならない」
と決めること

とにかく決めてしまうこと

ちょっと嫌な気持ちになりかけたら
「あ、嫌な気持ちにならないんだった!」と思い出して水に流す

仕事が忙しくてイライラしかけたら
「あ、ハッピーな気持ちでいるんだった!」
と、とにかく楽しい方向に気持ちを持っていく
(鼻歌歌ったり)

「トレーニング」なので、最初からうまくできなくても構わない

だけど、やっているうちにだんだん心の筋肉がついてきて
ちょっとずつできるようになる

たとえば私たちに5年間の時間があったとして
「自分に起こること」をコントロールしようとして時間を過ごした場合と
「嫌な気持ちにならない」と決めて頑張ってみた場合と
5年後の私たちの幸せ度は、後者の方が確実に高いと思う

そしてこのトレーニングは(どんな心のトレーニングもだけど)
あんまり真剣にならないで
ゲームのような感覚でやってみることがおすすめ

嫌な気持ちになりかけたときの一番のおすすめは
とりあえず笑ってしまうこと

大事なカップを割ってしまったら、落ち込まないで笑ってしまう
部下が失敗したら、真剣に怒らないで笑ってあげる

ポイントは、「何が起こっているか」じゃなくて
とにかく「嫌な気持ちにならない」こと

ぜひ試してみてほしい

問題をなくす方法

人生をある程度生きていると
「問題が全くない」瞬間がくることなんて
不可能なような気がするときがある


仕事の問題が解決したら、人間関係で問題が発生したり

恋愛関係がうまくいったら、健康に問題が起きたり


一日生活するだけでも
たくさんの問題に行き当たる気がするときがある


「コンビニの列にたくさん人が並んでいる」

「電車が遅れている」

「なんでこの人はこの会議中にこんなことを言うんだろう?」

「あの人からのさっきのメール、怒っている感じだったかも」

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人の幸せを喜ぶこと

Rejoice、という言葉がある


意味は、「うれしがる、喜ぶ」ということ

特に、「人の幸運や幸せを喜ぶ」ということ

今年の抱負は、できる限り周りの人たちの幸せを考えて
その幸せを喜ぶ、ということを得意になりたいと思う

誰かが幸せであるとき
満たされているとき
嫉妬や不安ではなくて
その人の幸せを心から喜ぶことで
たくさんの喜びを感じられるようになりたい

自分が大切にしているもので、
誰かの幸せに貢献できるものがあったとしたら
それをあげることで
その人が幸せになることを喜べるようになりたい

たとえば
気に入っていたテントをホームレスの人にあげることだったり
少しだけ残っていたお水を誰かにあげることだったり

そして
感謝されることに喜びを感じるのではなくて
その人が暖かいこと、潤っていることを
ただ単に心から喜ぶことで
幸せを感じられるようになりたい

たとえば大好きな友達が
たくさんの友達に囲まれて自分と逢う時間が少なくなったとしたら
寂しいと感じるんじゃなくて
彼女のその幸せを、心から喜ぶ

誰かが仕事でとても活躍していたら
不安や焦りを感じるんじゃなくて
そのことを、その人のために心から喜ぶ

誰かがFacebookに楽しそうな写真を載せていたら
「いいな、私もしたいな」と思うんじゃなくて
楽しそうに幸せそうにしている
みんなのその喜びを、心から喜ぶ

そうしていたら、自然に周りに優しくなれるような気がするし
喜びや幸せを感じられる機会が
自分の喜びや幸せのみに依存していたときよりも
ずっと増えると思う

自分の幸せばかりを考える人生には
終わりがないと思うし
いつも全てがうまく回ることはとても難しいから
きっと疲れてしまうと思う


人の喜びを喜ぶことができたら
いろいろとうまくいっていないときでも
変わらずに幸せを感じ続けることができるし
自分の喜びだけを喜んでいたときよりも
ずっと幸せパワーが広がるんじゃないかと思う

母の優しさ

2021年は、なんだか2020年よりもあっという間だった気がする

仕事が忙しくなって、旅をしない日々にも慣れて
だけど、最後の最後に日本を訪れることができて
本当によかった

久しぶりにみんなに逢えたことで
怖がらずに人を愛するということがどんなだったか
愛されていると信じることがどんなだったかを
思い出せた気がする

もう一つ
両親と長い時間を過ごせたことも
とてもありがたかった

私はずっと、母との仲がとても悪くて
数日間一緒に時間を過ごすと、必ず喧嘩していた

だけど、母が引退して、病院を引き払ったときに
私が小さい頃ずっと大事にしていたくまのぬいぐるみの「くまたくん」を
ずっと病院に飾っておいていてくれたことを知った

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迷ったら、いつも「優しい方」を選ぶ自分でいたい

いつも、できる限り、人や周りに優しくあることを選びたいと思う


素敵なものを手にして
自分のものにするか誰かにあげるか迷ったら
誰かにあげることを選びたい


自分に意地悪な人が、寒そうにしていたら
ジャケットを貸してあげることを選びたい


階段で重そうな荷物を運んでいる人がいたら
周りの誰も気にしていなくても
手を差し伸べることを選びたい


その結果
相手に感謝されなくても
意地悪なことを言われても
助けを断られても
その結果を後悔しないでいたい

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幸せな気持ちでいるために

私たち生きものは、
常に何かを感じている

気づいていても、いなくても
目が覚めてから、眠りに落ちるまで
夢の中でさえも


コントロールのできない感情に
コントロールされてしまっていることもしばしばあると思う

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人生の目的が分からないような気がするとき

「やりたいことが見つからない」「人生の目的が分からない」
という人がときどきいる

本当は

私たちが人生で達成したいこと、叶えたいことは
生まれたときからみんな同じで

ずっと、私たちには分かっている

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