世の中
「決めてしまう」
とすごくシンプルになるものだと思う
逆に、決めきれていないと
いろいろなことがややこしい
意思決定にとても時間がかかるし
迷ったままの気持ちで長い間時間を過ごした結果
その時間が無駄になってしまった気がすることもある
なかなか決めきれないスローな会社の意思決定にやきもきしたり、
なかなか決められない友達のことを残念な気持ちで眺めてしまった経験は
誰にもあるんじゃないかと思う
決めてしまうと人生がとってもハッピーになることがいくつかある
その一つは、「嫌な気持ちにならない」ということ
嫌な気持ちにずっとならないですんだら、なんて幸せだろうと思わない?
それは、実は決められることだったりする
逆に、そう決めない限り嫌な気持ちになってしまう出来事は必ず起こるものだと思う
誰かに嫌なことを言われたり
すれ違った車にクラクションを鳴らされたり
仕事が思ったように終わらなかったり・・・
だけど
「嫌な気持ちにならない」と決めることで
どんなことが起こっても、嫌な気持ちにならなくなることができる
だって「気持ち」というものは、「心の状態」だから
つまり、外で起こることじゃなくて
私たちの心の中のこと
いろいろなことが起こることで、勝手に嫌な気持ちになってしまって
人生がコントロールできないような気持ちになることがあるけど
そんな気持ちが続いているときにコントロールできていないのは
私たちに起こっていることじゃなくて
私たちの「心の状態」
つまり、実はコントロールできるもの
だって、同じようなことが起こっても
誰もが同じように嫌な気持ちになるわけじゃない
友達が何かについて憤慨していて
「なんでそんなことが気になるんだろう?」と思ったり
友達の話を聞いていて
「なんでそんなこと許せるんだろう?」と思ったりすることがあると思う
どちらのタイプの方が人生幸せだろう?
「こんなこと許せない!」と思って仕返ししようと思う心を持つことと
全然気にならなくてハッピーでいられる心を持つことと
どっちの方が人生得だろう?
「全然気にならなくてハッピーでいられる心」は
心のトレーニングで作ることができる
そのトレーニングは
「嫌な気持ちにならない」
と決めること
とにかく決めてしまうこと
ちょっと嫌な気持ちになりかけたら
「あ、嫌な気持ちにならないんだった!」と思い出して水に流す
仕事が忙しくてイライラしかけたら
「あ、ハッピーな気持ちでいるんだった!」
と、とにかく楽しい方向に気持ちを持っていく
(鼻歌歌ったり)
「トレーニング」なので、最初からうまくできなくても構わない
だけど、やっているうちにだんだん心の筋肉がついてきて
ちょっとずつできるようになる
たとえば私たちに5年間の時間があったとして
「自分に起こること」をコントロールしようとして時間を過ごした場合と
「嫌な気持ちにならない」と決めて頑張ってみた場合と
5年後の私たちの幸せ度は、後者の方が確実に高いと思う
そしてこのトレーニングは(どんな心のトレーニングもだけど)
あんまり真剣にならないで
ゲームのような感覚でやってみることがおすすめ
嫌な気持ちになりかけたときの一番のおすすめは
とりあえず笑ってしまうこと
大事なカップを割ってしまったら、落ち込まないで笑ってしまう
部下が失敗したら、真剣に怒らないで笑ってあげる
ポイントは、「何が起こっているか」じゃなくて
とにかく「嫌な気持ちにならない」こと
ぜひ試してみてほしい