強く、優しい心を育てる

コロナウイルスが拡がったことで、世界のさまざまな場所で現在
Shelter-in-placeが施行されている

私の住むサンフランシスコも、
Shelter-in-placeが発行されて一ヶ月半を迎えた

その間、たくさんの命が失われ、たくさんの人たちが仕事をなくし、
そして先の見えない不安に悩まされている

・・・この状況、いつまで続くんだろう?

・・・自分や自分の大事な人が感染しちゃったらどうしよう?

・・・仕事、また見つかるのかな?

人間は、未知の将来に生きることが苦手だという

明日、一週間後、一ヶ月後の予定が立てられない、不安定な生活

だけど、このような状況を迎えて気づくのは、
人生、今までも、これからも
実はずっと未知だったんだなぁ、ということ

当たり前のように明日があるように、毎日の予定を立て、来年や老後の
予定までもを立ててきたけど
昨日と同じように明日があるかどうかなんて
本当はずっと未確定だった

私たちの人生、確実に決まっていることは実はそんなになくて
私たちに唯一分かっているのは
私たちはいつか死んでしまうこと、
そして、その時期は、誰にもわからないということぐらい

明日も同じように仕事があるかどうか
明日も同じように家族が健康で元気であるかどうかは
今までも、これからも、
たとえコロナウイルスが撲滅されても、ずっと変わらずに未定だった

そんな中、「どうか明日も今日と変わりませんように」と祈り
その願いが少しの間は叶ったとして、
「もう変わってもかまいません」なんていう日なんて
いつかくるのだろうか?

だとしたら、いつまでも
「どうか変わりませんように」
とただ祈ることしか私たちにはできないのだろうか?

私たちの人生に何が起こるかは
私たちには永遠にコントロールできない

私たちにコントロールできるのは
人生に起こることに対して、どのように対応するかということだけ

見えないウイルスに日々怯えても
この不便な状況に不満を言っても
明日何が起こるかは私たちにはコントロールできないけど

この状況を機に
私たちの心を強く、そして優しく育てることはできる

今までなかなか実感できなかった
「不安定な将来」が
すぐ目の前にあるのだから
たくさん心をトレーニングすることができる

「今のところみんな健康だからラッキー」
ではなくて、
たとえ明日自分や家族が感染してしまったとしても、
強く対応できる心を育てていられているだろうか?

「今のところ仕事もあるから安心」
ではなくて、
ある日突然何かをなくしてしまったとしても、
穏やかでいられる強さを育てていられているだろうか?

ウイルスで家族を亡くしてしまった人たちも、
数ヶ月前までは、私たちのように
こんなことになるなんてきっと夢にも思っていなかったと思う

その人たちのことを
「あの人たちはあの人たち」と別世界のように感じるのか
自分たちにもそのようなことは起こりうるのだと気づき
これを機に、強く優しい心を育てられるかどうかは
とても大切な違いだと思う

この状況にいる世界中の人たちに共感する心を持つこと
私たちよりもさらに辛い環境にいる人たちに思いやりの心を持つことで
私たちの優しさは育てられる


何があっても思いやりを忘れず、穏やかでいられる心を育てることで
何が起こっても、穏やかに対応できる強さを持つことができる

今回の状況は、私たちにそうした気づきと機会をもたらしてくれる

これが終わったとき、私たちが
前よりも強く、そして優しくなれていますように

そうすることで、これから先また起こるかもしれない辛いこと、苦しいこと、難しいことに、ポジティブに思いやりを持った心で対応できるよう、変わっていられますように

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